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緻密なモザイクが美しい、4C-6C頃のモザイク・ソロバン玉と説明されました。
本品ソロバン玉の上部には 小さな黄の斑点が胎と同じ灰色部の中心に置かれ、この斑点からセミ・クリアな淡い黄緑の細い線4本、その間から赤茶の細線4本も四方に広がります。斑点から上孔に向かう淡い黄緑のうっすらした短い線も、孔を越えるとはっきりとした線に変わります。斑点から黄緑細線9本が伸び、細線の間も胎の緑がかた灰色も線となり、全部で18本ほどの細線が放射状に広がります。しかも、横の広がる放線は、斜め面で角ばった波形に描かれ、歌舞伎の隈取り風モチーフが現れます。
隈取り風モチーフの右側では、黄緑など細線の間に残る胎の灰色線は銀化し、明るい挟色や緑の銀色に輝き、上の孔に向かう線に微かに銀化が見られ、当時のビーズ職人が予期しなかった華やかさです(2,5,15枚め)。
ソロバン玉の下部では、上の中心斑点から伸びる放射線紋の続きが下の半分強ほどまで伸び、それ以外の部分で不透明な白黄ガラスが広がり、白黄のモザイク片の両端を接合した太い線が残ります。仮説の作成法ですが、上部、放射線モチーフのモザイク片に、白黄ガラス部分を合わせて複合モザイク片を作り、これに芯軸を通し球形に折込み、その後、マーバー台でソロバン型に成形したと想定されます。
しかし、接合線は白黄部分にしか見られませんので、上部モザイク片に芯軸を刺し、マーバー台でソロバン型上部を成形し、これに白黄部分のモザイク片を付け両端を接合し、再度マーバー台で整えたのかもしれませんが、不明な点が多く残ります。
モザイク・ソロバン玉は、A Bead Timeline には無く、History of Beadsでも、ラピス製などの8角面取りビーズ(540番)の掲載に留まり、数少ないビーズです。類例のソロバン玉は、上エジプトの発掘サイトで、5-6C頃の墓からいくつか出土し、画像から判明する限り、黄の胎に赤と黄の斜め線4-5本が施された玉や、黄緑のやや太い線が2本ほど孔から垂直に伸びた玉などで、金製ソロバン型などの連に編まれます。出土時期は、入手時の説明に合致します。
本品と同時期に少数出土したソロバン玉も簡単なモザイク紋に限られ、銀化し緻密モチーフの本品は、出会いのほぼ皆無な希少玉です。
サイズ 縦 約8㍉ 幅 約7㍉ 孔径小 約1.5㍉
| 商品の状態 | 目立った傷や汚れなし","subname":"細かな使用感・傷・汚れはあるが、目立たない |
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